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【序章】パリ到着! 【1章】パリの美術館めぐり 【2章】16区の街並み散策 〜アール・ヌーヴォーとの出会い〜 【3章】モンマルトル音楽散策 【4章】バスティーユ〜ヴィレット地区へ 【5章】なつかしい場所です 【6章】こんなもの食べました。美味しい〜 【7章】番外編 モンパルナス墓地 【8章】お世話になりました
 1889年パリ万博の頃からこの地区の開発が始まりアール・ヌーヴォーの建築家達が競って街を作りました。高級住宅地の気品を感じる素敵な街並みを散策しました。

 メトロ6号線ビル・アケム駅を降りるとセーヌ川にかかる美しいビル・アケム橋があります。橋を渡りながら右手には大きくエッフェル塔が見えます。橋を渡りきるとパッシー地区にたどり着きます。左手に曲がってさらに小さな路地をまがって突き当たりまで行くとワイン博物館があります。ここはパッシー修道院のワイン貯蔵庫として使われていたところを博物館にしたもの。洞窟のような中で少し不気味でしたが、ワインの歴史と試飲デギュスタシオンが楽しめました。2003年の赤ワインをいただきました。
ビル・アケム橋
ビル・アケム橋から見えるエッフェル塔
ワイン博物館 入口
ワイン博物館 内部
 博物館からパッシー公園を抜けると中世の町並みが残るベルトン通りへ、、、、先に道があるのか不安を抱えながら進むと広い道に広がっていました。バルザックが住んでいた記念館があるはずでしたが、町並みに感動しているうちにうっかり見逃しました。

ベルトン通り
バルザックの住んでいた付近
 さらにレヌアール通りを歩くと左手にラジオフランスが見え、さらに進むとラ・フォンテーヌ通り!!そしていよいよアール・ヌーヴォーの建築家 エクトール・ギマール(1867-1942)のデザインしたカステル・ベランジェ(1895〜98建設)へ。つる植物にも似た曲線の美しさや斬新なデザインが印象的でした。ここは現在も住居として使われているので中に入る事は出来ません。アール・ヌーヴォーの時代はほんの10年程でアール・デコの時代に変わってしまいます。この地区にはギマールが建てた集合住宅やメザラ邸など貴重な建造物がたくさんあります。

ラジオフランス
カステル・ベランジェの鉄の扉
カステル・ベランジェの外観
カステル・ベランジェの外観
カステル・ベランジェの手すりの装飾
メザラ邸
 また、ギマールはパリ市からパリ万博のためにメトロの入り口のデザインを依頼され製作したのですが戦争やアール・デコの時代に変わった事で1930年頃には次々と解体され現在そのままの形で残っているのはアベス駅とポルト・ドーフィヌ駅だけになりました。メトロの文字はオルセー美術館にも展示されています。

アベス駅
ギマールのデザインしたメトロのプレート
(オルセー美術館蔵)
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